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Jo

【作曲する時のモニター環境の影響】

更新日:2022年1月25日


〈なぜより良いモニター環境が必要なのか〉


より良い作曲活動をし、その作曲活動を自分の理想に近づける為には、既に自分が良いと思う曲を聴くことが重要ですが、その際普段からどのような音を聞いているかがとても重要なのではないでしょうか。


例えば、私はウーファーという存在を二十歳前後まで知りませんでした。なんとなくイカツイ車に積んであるモノくらいの印象でした。そして普段イヤフォンで聞いている曲が大きいスピーカーからどのように聞こえるかも考えたことがありませんでした。


その為作曲している時には低い音を意識していない状態が普通だと思っていました。

また、その時々にコントロールしたい低い音って何Hzなのかという質問に答えられない状態だったということです。



しかし世の中に出ている曲、現代の多くの曲は低音から高音までの幅がしっかりコントロールされたものが多いと思います。(ジャンルと好みによります。)



それらをコントロールする為には、『良い音とはどういうことか』を最初から知っていれば後は再現に向け行動するだけになるのではないでしょうか。



つまり自分が目指しているアーティストや参考にしている曲を、正確な表現(過度な色付けがなくクリアで正確性のある出力)がされているモニター環境で聴いておくことで、自分が作曲をする時の指標を作ることが重要なのではないでしょうか。



その為にはモニタースピーカーの準備と可能な範囲での吸音、設計の良いとされる開放型ヘッドフォンの準備をすることがベストになってきます。

(私の集めた知識と情報での判断による)


どのモニタースピーカーがベストか、どのように吸音するかは誰にでも当てはまる絶対的な正解は無いので、できるだけ沢山の情報を集めてから判断するのが良いと思います。(基準としては、10万掛けても後悔しないと言えるまで情報を集めることをおすすめします。)








〈全ての人におすすめしたいモニター環境構築ツール〉






モニター環境を構築する上で、案外検討されないモノがあります。


それは、『キャリブレーションソフト(較正・調整ソフト)』です。


ここではSonarworks社のSoundID Referenceを紹介したいと思います。



詳しくはこちら



一言で言うと、私はもう絶対に外せません。



なぜキャリブレーションソフトがおすすめなのか。


それはどんなにバランスの悪い環境でも、部屋でも、ヘッドフォンであっても、このソフトが一定の基準を定め、周波数特性を調整してくれるからです。


つまり一つの確かな基準を簡単に得られると言うことです。


これはDAWにプラグインとして適用することもできれば、パソコンのオーディオドライバとして設定し、YoutubeやSpotifyから流れる音さえもキャリブレーションした状態で出力してくれます。


常に基準をずらすことなく良い音で音楽を聴くことができることが最大の強みになります。


更には、車の中で聴いた時、スマホスピーカーで聴いた時、パソコンスピーカーで聴いた時などの各再生環境をシュミレートしてくれる機能もついています。




使用感を個人の感想で言うと


『クリアさが足りない、音の存在位置の明確さが曖昧、なんか中低域〜中域(約150~600Hz)がブーミー&こもっている気がする』


などの問題が一瞬で解決されることによって、まず音像が広く感じられ(この状態が普通なんだな、、と)


また、聴いているだけで楽しいと同時に、音楽表現的発見(いろんな意味での気づき)が激的に増えました。




良いスピーカーや良いとされる機材を導入したとしても、最終的な出音が良いか悪いかは部屋の反響などの個人の状況によって左右されてしまいます。



その最終出口を常に理想的に整えておくことが、正確な基準作りと新たな発見、延いては作曲する時の認識レベルの向上につながり、自分の理想を表現する近道となるのではないでしょうか。






















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